マグカップの呪いと、淋しさについて

‪お気に入りのマグカップを割ってしまった。 割ってしまったのだけれど、ぱっと見る限りは使えそうで、すぐには気づかなかった。 いつものように朝、沸かしたお湯を注いでテーブルに置いて、歯磨きをするために洗面台に向かった。 歯磨きから戻ってマグカッ…

五年前の私へ。

5年前、野方の狭いアパートで息をするのもやっとだった頃。 人間に感情に希望的観測に、そして一番は莫迦な自分に、絶望するしかなかった頃。 すべてがどうでもよくなって、夏の日差しから逃げるようにカーテンを閉じてクーラーの温度を下げまくって毛布に…

愛は出し惜しみをして使う、ということへの実感。そしてこれからのこと。

そろそろまた1つ歳を重ねるので、今月に入ってからは生きてきたこれまでをなんとなく思い返す日々です。 この世に人間として生まれてきて、自我を持ちはじめてから、30年は過ぎました。 凡庸だけれども、これだけの年月をかけて人間をやっていれば、それな…

虚無と猫は同居ができない

こういう日は、ブログを書くに限る。 どういう日かというと、ひどく落ち込んでいて、意味もなくさみしいような、でもずっと1人でいたいような気持ちになって、何故だか誰かに当たり散らしたくて、抱きしめてほしくて、そんな気持ちなのに涙なんてひとつも出…

腐ったジャムに懺悔したりする

冷蔵庫の奥に置いて、ほとんど食べてないまま賞味期限が切れてしまい、そこからさらに半年以上が経過したブルーベリージャムを捨てなきゃ捨てなきゃと思っていて、まだ捨てていない。 冷蔵庫を開けるたびに思い出すんだけど、明日はゴミの日じゃないとか、今…

海を汚す

パソコンが壊れた。 本当は嘘で、ずっと使っていた、重くてゴツくて可愛くないけど、割となんでもできるノートPCのサポートが、結構前に終了していたというのが本当の話です。まだ彼は動くというのにかわいそう。使えなくなった私もかわいそう。今後はインタ…